朝鮮出兵の基地となった巨大な城、名護屋城とは?

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名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた平山城です。
九州の大名に命じわずか5ヶ月で完成させた、広さ17万平方メートルの巨大な城で、当時は大坂城に次ぐ全国2番目の規模でした。周囲には130以上に上る諸大名の陣屋が構築され、全国から20万人を超える人々が集ったとされています。1592年(文禄元年)の開戦から秀吉の死で諸大名が 撤退するまで、7年の間大陸侵攻の拠点となりました。その後は廃城となり、用材は唐津城などの普請に転用されました。

さて、名護屋城博物館に車を駐車して登城開始しましょう。大手門口前。
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名古屋城址碑とその後ろには石垣が見えます。
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こちらよりしばらく登って行きます。
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頂上に辿り着きました。本丸御殿跡です。写真に入りきらないほど広いです!!
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頂上より望む景色。海が近くにあることを実感しました。
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天守から望む遊撃丸跡。
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天守から望む二の丸跡。
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【登城記】
日本100名城スタンプラリーNO.87名護屋城。
写真では表現できないほど広大な広さで、当時の太閤秀吉の権力の強さを感じました。しかしながら、大手口から本丸までの道のりはなだらかなほぼ1本道でシンプルな造りであり、攻められることを想定していない、あくまでも拠点である造りであると思いました。お散歩にちょうどよい感じです。
ただ漠然と広くて分かりづらかったですが、名護屋城をバーチャル・リアリティ(VR)で再現した「バーチャル名護屋城」サービスがやっているそうなので行かれた際にはぜひ。名護屋城博物館にてタブレット貸出もあるようです。
見学所要時間はざっくり見て30分〜60分ほどです。広いので遠くからでも見渡せますし、近くへ行くと広いのでそれなりに時間がかかりそうでした。

【お城データ】
住所:847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋
電話:0955-82-4905(佐賀県立名護屋城博物館)
営業時間:見学自由(名護屋城)/ 午前9時〜午後5時(博物館)
定休日:見学自由(名護屋城)/ 月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29〜31 (博物館)
料金:100円(任意・歴史遺産維持協力金として)(名護屋城)/ 無料(博物館)
交通アクセス:JR筑肥線「唐津」駅から昭和バス唐津大手口発「名護屋城博物館方面行き」で約40分「名護屋城博物館入口」下車、徒歩約5分
駐車場:無料(普通車63台・博物館と名護屋城共用)
スタンプ設置場所:佐賀県立名護屋城博物館(休館日でもスタンプは押せるようです)
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登城日:2015年11月
撮影機器:Nikon D5200

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【参考文献】
日本100名城に行こう
佐賀県立名護屋城博物館
名護屋城wikipedia


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